パーツ選び ストレージ編 その4

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ストレージ編も一応最終回(の予定・・・)
まぁ、それだけ私の場合は、ストレージの性能(速度、容量)を重視していると言うことで


◆Sequential Access
まずはシーケンシャルアクセスのグラフです。
※ファイルサイズが数十MB以上のファイルをコピーしたりする速度、と考えればちょうど良いかも

Seq_Tran.jpgSeq_Ratio.jpg

0GB地点の最外周部では、Read、Write共に120MB/秒を超えた値を出しています。
また140GB地点の内周部付近でも同様に80MB/秒を超えた値を出していて、「内周部より外周部の方が~~」という様子が見て取れます。

と言ってもシーケンシャルアクセスは、記録密度がそれなりに高い7200rpmのHDDでも速度が出せるので、現在の最新とされるHDD(500GBクラスとか)なら、コレに近い値は出るかもしれません。

現在のSystem用HDDと比べると、まぁ、随分と差が開いちゃってますねぇ

隣の「速度比率」のグラフは、0GB地点でのアクセス速度を100%として、測定ポイントが移動するごとに、どの程度の比率になっているかをグラフ化したものです。

VelociRaptorは2.5インチのディスクを使っていて、3.5インチと比べて外周部と内周部の速度差が少ないそうです。
現在のSystem用HDDは、このPC強化プランが完了したらフォーマットして、同じようにパーティションを切って測定、比較をしてみましょう。


◆Random Access 512KB
続いて512KB単位のファイルに対するランダムアクセス性能のテスト結果です。
※こちらは数MB程度、大量のmp3ファイルをコピーする際の速度、というイメージでしょうか

Rand512_Tran.jpgRand512_Ratio.jpg

基本的に内周部へ行くほど速度が低下すると言う点では、シーケンシャルアクセスの場合と同じ傾向を示しています。
また、当然ですがシーケンシャルアクセスの場合ほど速度は出ていません。

ただ速度低下の割合はシーケンシャルアクセスの場合よりも緩やかです。
シーケンシャルアクセスの場合は、内周部に行くに従い、単純に、円周の長さが短くなるのに比例して速度低下を起こします。
対してランダムアクセスの場合、シークタイムや回転待ちにかかる時間の割合が増えるので、10,000rpmの効果が発揮されてるはず!
・・・、と期待したいのですが、このあたりは追加試験の結果を待ちましょう。

シークタイム:ヘッドの動く早さ
回転待ち時間:ヘッドがディスク上の所定の場所に移動してから、ディスクが回転して実際のデータがヘッドの真下に来るまでの待ち時間
アクセスタイム:シークタイムと回転待ち時間を足した物(と考えれば大体あってるはず)


◆Random Access 4KB
最後に4KB単位のファイルに対するランダムアクセス性能のテスト結果です。
※4KBは通常、OSがディスクアクセスを行う際の最小単位で、
 プログラムの実体や設定ファイルといった、Windowsを含むプログラムの起動、ロードの性能、
 と考えて大体あっていると思います。

Rand4_Tran.jpgRand4_Ratio.jpg

このあたりまで来ると、ディスクの記録密度がどうこう、というレベルの話では無くなり、シークタイム、回転待ち時間がもろに性能に反映される領域になります。
※ただ、記録密度が高い→ヘッドの移動距離が短い→シークタイムが短い、という理屈は成立するかも

外周部と内周部で転送速度に殆ど差が見られない、というのも上記の内容を裏付けていると思います。

という感じで、純粋にアクセスタイム勝負という状況の中、VelociRaptorは、現在のSystem用HDDに対して、ほぼ2倍のスコアを記録しています。


◆その他
実際にPCに繋いで、しばらくベンチマークテストを行って見た限りでは、発熱はヒートシンクがちょっと暖かいかな?という程度
人肌よりは暖かいようなので、40℃以下程度では無いでしょうか。
そんなに長時間動かしたわけではないのですが、PCケース内のエアフローさえしっかりしていれば、熱対策はそれほど気にしなくて良さそうです。

また10,000rpmということで、騒音も気になっていたのですが、ベンチマークテスト実施時はPCケースに内蔵せず、ケーブルを引き出してHDDをむき出しの状態にしていたのですが、それほど気になる音ではありませんでした。

PCケースに納めた後、ケース内での音の反響次第ではありますが、十分許容範囲内だと思います。
いずれにせよ、後日、PC強化が終わった後で確認してみます。


◆〆
という感じで、長々とストレージ編を続けてきました。
VelociRaptorのような10,000rpmのHDDを選ぶのは、極論すればのランダムアクセス性能を求めるが為、ということでベンチマーク上では中々良いスコアが出ています。

ですが、問題はその性能を「体感できるか?」にかかっています。
そういう意味では、今回のテストは参考値以上の何者でもなくて、早く、実際にOSを入れた後の快適さを確認してみたいですねぇ


で、ここまでの説明を踏まえた上で、巷にあふれるSSD(特にIntelのアレ)のベンチマーク結果を見てみると・・・
いやいや、ディスクメディアの枷から解き放たれるってのは、また違った世界なんだなぁ、と思う次第です。

ただ数値上はものすごい値が氾濫してるのですが、体感上はどうだ、という情報があまり見つからないんですよねぇ
「体感できるか」を最重要項目と置いている状態では、そのギャップが気になり、それが今回SSDを敬遠した理由の一つなわけなのですが・・・


◆アクセスタイムについて補足

ネット上の用語集によると

ハードディスクやCDなどディスク状メディアを利用した外部記憶装置においては、ヘッドが所定の位置まで移動する時間(シークタイム)、読み出すデータの位置までディスクが回転する時間(サーチタイム)、データを読み出して転送するまでの時間(データトランスファタイム)の3つの合計時間がアクセスタイムである。

このBlogの記事では、サーチタイムは回転待ち時間と言い換えています。

各待ち時間を決定づける要素は、それぞれ

・サーチタイム
 説明から推測できるとおり、ディスクの回転数、(強いて言えば記録密度も)

・データトランスファタイム
 ディスクの円周方向の記録密度、対象データのディスクの直径(=周の長さ)、ディスクの回転速度

・シークタイム
 ヘッドの移動速度、ヘッドの移動距離、制御速度(=制御回路の性能?)、

おおよそこんな感じと押さえておけば大丈夫でしょう
※HDD以外のディスクメディアについても、考え方の基本は一緒です。

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コメント
この記事へのコメント
きのう、すいようでエアフローへ測定しなかった。
2008/11/06(木) 13:29 | URL | BlogPetのあすろん #-[ 編集]
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